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2010
 今年もあと6時間。

今年はあ〜んまり良いことがありませんでした。
けど振り返ってみると悪いことばっかりかと言うとそうでもなく無くて
思い返してみると良いことも結構思い出すもんです。

脳味噌とはよく出来たもんです。

悪いこと書いてもどうしようもないので良かったことを書きます。

「うちに犬が来た。」
昨年、14年飼ってた愛犬が亡くなって、もう犬は飼わないだろうと思ってたら
父が知り合いからチワワの子犬を貰ってきました。
当初はかわいがると前の犬に悪いと思ってたし
警戒心の強いチワワはなかなか懐かなくて可愛くない奴だったけど。
今ではすぐ膝の上に乗ってくるカワエエ奴。
新しい絨毯に早速マーキングするのもカワイイと思ってしまう(しばくけどね)犬バカようであります。

「HINTOのデビュー」
これまた昨年、敬愛するバンド、今までで一番ライヴに行ったバンド、
SPARTA LOCALSが解散してもうライヴに行ったりすることも少なくなるのかと思ってたら
そのスパルタのボーカルとギターが新たなバンド、HINTOを結成したのでした。
一度、ライヴに行ったらこれがまたエラいことになってたり
初音源がクリスマスに届いたりでやられまくりの来年以降も楽しみでしょうがないのです。

「天狗のお面」
友人が結婚して、そのお祝いに天狗のお面を贈りました。
普通ならそんな関係無くて気持ち悪いもの貰ったら怒っていいし送り返しても当然なところ
彼は笑ってウケてくれたし、一緒に買った友人たちもノッてくれた。
そういうアホなことを本気で出来る友達って掛け替えないな。


あと思い出していくと良くない年だと思ってたけどまだまだ良いことは結構あるわけで。
けどもうすぐガキの使いが始まるのでこのへんで。

笑ってはいけないスパイ24時で笑って、しれっと年越しです。
では良いお年を。
瀬戸内国際芸術祭
 ちょっと前のことですが行ってきました。

初日はずっと雨の小豆島。


一瞬、晴れたマジックアワー。

二日目からはとても良い天気。
豊島をレンタサイクル。

この坂が本当にきつかった。

二日目、三日目からは人の多さに辟易。

おっきな船が来たのに積み残されてたり、高松港。


瀬戸内芸術祭は大盛況の反面、
ちっちゃな島にあまりに沢山の人がいてうんざり。
ついつい大地の芸術祭と比べてしまって問題点を考えていたら
あんまり写真を撮っていなかったという自分の問題。
現像してからの反省でした。


旅部活より。
虹の泉 後編
 「たまには若い人と話さないと。」
と言って東さんはベンチを勧めてくれました。

なぜ東さんがここにいるのかと言うと、それは
虹の泉を現在も作り続けているからです。
もしもいない時は工房に籠って作品を焼いているのです。
そしてそれは30年以上続いています。休まずに。

なぜ30年もかかって今も作り続けているかと言うと、
たった一人で誰の手も借りず創り続けているからです。

約30年前の写真を見せて頂いたら写っていたのは
何も無い砂地で遠くの方に東さんがひとり一輪車で土を運んでいる様子でした。

「これは何をしているところですか?」

「あそこに丘があるでしょ(そこにはもちろん作品が建っています)。
あの丘を作っているところです。」

「えっ!一人でですか!?機械も使わず!!」

「一人で思うように作りたいから人を使うと逆に作業は進まないし、
機械を使うと細部にまでこだわれないから、それにお金も無いしね。」

そんなわけで30年、そしてこれからも。
僕は感嘆、驚愕するばかりでした。

東さんは人の評価や世間のことなどまったく気にしない、
ただ自分の好きなものを創造し作り続ける真の芸術家なんだな。
と感動したり、尊敬したり、羨ましくなったり、煩悩ばかりの自分が情けなくなったり。

結局、何事もどれだけそれに夢中になれるか、没頭できるか、一心不乱になるか。
何だろうな。

東さんと話して虹の泉を眺めてると色んな刺激を頂きました。
日々、進化し続ける虹の泉また来年行こうと思います。


東さんは優しくとても若々しくキラキラしていて
とても70歳を超えられているようには見えませんでした。
とにかく無事、完成を心より願っています。


こちらは「イリスの壁」という作品。
見学者が粘土板を買って作る参加型アート。
色んな人の思いや形が詰まってて面白いです。

こちらで詳しく紹介されています。
気になった方はどうぞ。
虹の泉 前編


奈良と三重の県境の山奥に「虹の泉」という陶器で作る巨大アート空間があります。

出会いは今年の夏、ちょっと近場で旅気分は味わえないものかとネット検索してた所、
珍スポットのサイトで目にしました。

サイトの写真から明らかに珍には収まらない熱量を感じ
とても興奮し実際にこの目で見たくなり翌日には独り車を走らせ行ってしまいました。

野生の鹿がひょっこり顔を出すくらい(実際に野鹿と目があった)の山道を延々走り続けると
いきなり異様なオーラを醸し出す空間と『虹の泉創作現場』の看板を発見。
車を止め見学料500円を払って中に入ると
あまりの広さと大きさにただただ圧倒されるばかり。




しかも作品はどれも一つ一つ細かいのです。そして全て手焼きの陶器なのです。

真夏の猛暑のせいなのか、作品が発する熱量の為なのか、
よくわからず朦朧としていると
「今日はどちらから?」
と気さくに話しかけてくれたのが作者の陶芸家・東健次(1938〜)さんでした。

                                 つづく
ホームページ、ブログはじめました。
ホームページ開設しました。
光景 koukei2010.web.fc2.com

自称フォトグラファー、デビューであります。

でblogも始めました。

現像できた写真をベタ焼き感覚でアップしたり、日々のこと、たまに行く旅の話など
ゆる〜くゆるりと綴っていけたらと思います。



ある夏の日に出会った斜面に萌える。